何かのコンサルタントが何かを教えようとしたり、何かの起業家が何かを売り込もうとしたり、何かの友人が何かをアピールしたり、とかくウソ臭くて、とかく見ていて疲れるSNSに私も登録しているのだが、私自身はSNSを通じて何かを教えたいわけでも、何かを売り込みたいわけでも、何かをアピールしたいわけでもなく、単に退会方法がわからないのである。

昔はそんなにしょうもないSNSではなかったはずで、登録した当初は「新しいSNSが日本に上陸してきたぞ」と黒船を歓迎するかのように喜んでいたはず。
いや、黒船が日本を訪れた当初はおそらく歓迎されてなかったんだけれども、そこは、まあ、私自身は江戸時代の人間ではなく、昭和生まれの平成育ち、つまるところ生粋の現代っ子なので。
仮に私が江戸時代にタイムスリップしたとして、1853年7月3日の久里浜にいたとしたら、「黒船やん、ほんまもんの黒船やん」とさぞかし興奮したに違いないし「ペルリに会いたいほんまもんのペルリを一目見たい」と騒いでいたことだろう。
ゆえに、海外SNSの上陸を歓迎するのは平成ジャパニーズとして当たり前の感覚である。

そんなわけで、なんとなく登録してしまったSNSから退会する機会も気力もなく今まで過ごしてきてしまったわけだが、「じゃあ見なければいい」と言われてもそうはいかない。
スマートフォンを買うとアプリが標準装備されているのである。
すると「せっかく標準装備されているのだから、久々にログインしようか」という気持ちになる。
一度SNSにログインするとパスワード認証が不要になるので翌日も流れでアプリを起動してしまう。
そのまた翌日も開くと、その頃には一日に一回は起動するのが習慣化して何か月もSNSに入り浸っている。

毎日のようにSNS上で教えられたり売り込まれたりアピールされたりしているわけだが、別に楽しいとも面白いとも思わない。
楽しくも面白くもないもの、それでいて日常的に行うもの、といえば仕事が真っ先に思い浮かぶ。
そうか、SNSで自称コンサルにどうでもいい情報を教えられたり自称起業家からどうでもいい商品を売り込まれたり友人風を装った他人にリア充アピールされるのは仕事だったのか

お前ら俺に給料払えよ。

そのSNSの名をフェイスブックと呼ぶのであるが、最近見知らぬ女性からの友達申請が多い。

「知らないおじさんについて行ってはいけません」とは幼少期に習っているが「知らないお姉さんと友達になってはいけません」とは習っていないため、杓子定規お役所体質ただのスケベ親父な私は「やったー綺麗なお姉さんだあ」と承認してしまう。

そんなキラキラ女子について解説した電子書籍があったのでサラッと読んだ。


感想:中身スッカスカだけど定価99円分の時間潰しにはなった。