少し前までゆとり世代をバカにする阿呆なおっさんおばさんがおったりもしたし、かくいう私もそっち側だったし、最近はゆとり世代も年取ってきたし、次のターゲットはさとり世代だし。

視点変えて、昭和生まれの詰め込み教育被害者たる我々は、ゆとり世代からは
「なんてゆとりのないおっさん(おばさん)たちなの?」
とバカにされるわけです。

さとり世代からは……どうしようか。
「おっさん(おばさん)連中はそんなひいひい頑張らないで開眼すればいいのに。解脱すればいいのに輪廻転生色即是空祇園精舎の鐘の音」
なんて思われているんですかね。

ええ何が言いたいかって「最近の若いもんは云々カンヌン」言うてると最近の若いもんから「これだから昭和生まれは」とバカにされまっせ。ああ、私はもう若くないんだなぁ。

盛者必衰の理をあらわしながらギケイキを読んだ。

ちょうど先月に続巻が出た(kindle版は近々出るらしい)ので、今から読むのがちょうど良かった。

内容:
はは、生まれた瞬間からの逃亡、流浪。千年の時を超え、私は、私の物語を、語ろうと思う―私の名は源義経。打倒平家を胸に、都会的なファッションに身を包み、早業を駆使。鞍馬での幼年期から奥州への旅、メンヘラ気味な最強の家臣弁慶との出会い、そして兄頼朝への思い…。古典『義経記』が超絶文体で現代に甦る!激烈に滑稽で悲痛な、超娯楽大作小説、ここに開幕。

感想:
現代によみがえったのか、魂が残ったのか、まあどっちでもいいんだけど、今風の義経が当時を振り返るって内容。
レッツパーリィ! とか言ってた伊達政宗を思う出すような思い出さないような。

歴史を軽妙に(軽薄に)語るのは頭のお堅い一部の人によっては「けしからん」のかもしれないけれど、そういう方々については「まあまあゆとりをもとうよ」と思う。



ギケイキ: 千年の流転 (河出文庫)
町田 康
河出書房新社
2018-06-06